[解説] コンテキサーの「サイト」とは

この記事では、コンテキサーのサイトについて解説します。

企業内でコンテキサーをご活用頂くにあたり、複数のPCで情報を共有するような使い方が標準的です。

コンテキサーは、ライセンスの単位として「サイト」という単位があります。サイトは、業務アプリやデータを共有するコンテキサー上の単位です。同じサイトであれば、コンテキサーから同じ業務アプリを起動させることができます。

サイトライセンスをご契約頂くと、弊社の「サイトサーバ」に、お客様の「サイト」の領域が作成されます。この領域には、コンテキサー管理者が設定した業務アプリを登録することができ、同じサイトライセンスを持つコンテキサーを起動したときに、設定した業務アプリを選択して起動できるようになります。

さらにクラウドデータベースを契約した場合には、データを格納するための領域もサイト単位が確保されます。

サイトで業務アプリを一元管理する

 業務アプリは、サイトサーバで一元的に管理されているため、例えばコンテキサー管理者が業務アプリ(ctpファイル)を改修した際や、新たに業務アプリを追加する際にも、各PCに新しいctpファイルを差し替えに回らなくても、業務メニューの項目を選んだ際に常に新しい業務アプリがサイトサーバから自動的にダウンロードされて、差し替わります。

企業のコンテキサー管理者は、サイト管理画面にログインして業務アプリのアップロードや業務メニューを設定することができます。

ユーザアカウントとユーザグループ

担当者には、サイトへログインするための「ユーザアカウント」を発行できます。コンテキサーからは、このユーザアカウントを使ってサイトへアクセスします。ユーザアカウントには、グループを設定することができ、グループごとに起動できる業務アプリを切り替えることができます。

担当者によって使用する業務アプリが異なる場合には、グループごとに業務アプリを設定することで、業務メニューをわかりやすくすることができます。