よくある質問(FAQ)

コンテキサーについて

コンテキサーは、複数の表形式のデータを結びつけて、それぞれの業務に適した形で表示したり編集したりできるツールです。表形式のデータを編集できる点はExcelと似ています。コンテキサーの特徴は、Excelのように複雑なセル参照や関数を設定したりマクロを開発することなく、シートや項目単位で関係を設定するだけでデータを個別の業務にあった形で扱うことができる点です。

入力のためのフォームをデザインできる点や表形式でデータを編集できる点は、AccessやFileMakerと似ています。これらとの違いは、AccessやFileMakerはデータベースそのものであるのに対して、コンテキサーで作られた業務アプリは、それ自体にデータが保持されません。コンテキサー上のデータは、CSVファイルやクラウドデータベース,データベースなどへ通じて保持します。

コンテキササーは、CSVファイルやデータベースなど格納方法が異なるデータを変換することなくそのまま結びつけるツールです。コンテキサー上で編集したデータは、元々の形式のままで再び書き出せます。
また、典型的な表形式のみならず、クロス展開・時系列展開によって、表形式のデータを加工することなく、クロス展開して表示できることもコンテキサーの特徴です。

コンテキサーは、Webを利用しない従来型のデスクトップアプリケーションです。
データは、ユーザーが保持しているCSVファイル,関係データベース(Accessデータベース, MySQL, SQLServer等)をそのまま利用します。なおオプションのクラウドサービスにて業務画面の一部をWeb化したり、データをクラウド上で管理することも可能ですので、離れた拠点での業務を連携もできます。

コンテキサーは、専用のアドインによって機能を拡張できます。アドインは、ご利用案件やベンダー様の具体的なご要望に応じて弊社にて開発・提供しております。そのため、アドイン開発キットなどは提供しておりません。具体的なご要望がございましたらご相談下さい。
なおコンテキサーのみでコンテキスト連携やコマンドアクション、計算式を用いて、基礎的な処理ロジックを業務アプリに構築できます。コンテキサーの逆引きマニュアル等もご参照下さい。

利用時のトラブル

コンテキサー3.1とコンテキサー4は、共存可能です。
コンテキサーはそれぞれ別のフォルダにインストールされます。
ただし次の点にご注意下さい。
・contexer.iniとデータフォルダは、共用となります
・ctpファイルの関連付けは最後にインストールしたバージョンのコンテキサーが優先されます
なお、contexer.iniを別々に設定したい場合は、zip形式版をダウンロードし、解凍して、手動でフォルダを用意してください。 実行ファイル(contexer.exe)と同じフォルダにcontexer.iniを置くことで、その設定が読み込まれます。

マルウェア対策でご利用のブラウザがファイルをダウンロード時に警告を表示することがあります。コンテキサーをダウンロードができないなどでお困りの際は、こちらをご覧ください。

コンテキサー初回起動時に表示される「ライセンス取得」画面で、ライセンス取得ができないなどでお困りの際は、こちらをご覧ください。

無償版コンテキサーなどをご利用後に、コンテキサー試用版や製品版へ切り替えた際に、ライセンスキーを入力できないことがあります。次の手順で無償版ライセンスを削除することで、ライセンスキーが入力できるようになります。
「スタート」の検索窓にて「%ALLUSERSPROFILE%\ApstoWeb\Contexer」と入力して、コンテキサーのデータフォルダを開きます。データフォルダにある「license.txt」を削除します。