コンテキストの項目に計算式が設定できます。計算式は、コンテキストの各項目の「計算式」や「初期値」の他、転記や入力補助、コマンドなどで使用できます。
「計算式」や「初期値」は、コンテキストが表示されたときに、コンテキストが持つ各行で計算式が毎回評価されて、求められた結果が項目の値となります。
計算式では、定数の他に同一の行にある他の項目にある値を参照できます。これにより行の複数の項目値から計算ロジックを定義できます。
計算式は、計算用数式エディタを使って編集できます。
コンテキサーでは、計算式が指定できる設定項目があります。
計算式は主に、算術演算式と、条件式に分かれます。コンテキサーで用意された定数や関数も使用できます。
算術演算子として「+」(足し算),「-」(引き算),「/」(割り算),「*」(掛け算)が使用できます。結果は項目のデータ型に依存します。
記号 | 演算方法 | 意味 | 優先度(数値が低い=優先度低) |
---|---|---|---|
X + Y | 足し算 | XとYを足した値 | 1 |
X - Y | 引き算 | XからYを引いた値 | 1 |
X / Y | 割り算 | XをYで割った値(小数含む) | 2 |
X * Y | 掛け算 | XをYで掛けた値 | 2 |
X ^ Y | 乗算 | XのY乗の値 | 3 |
S & Q | 文字列結合 | SとQを繋げた文字列 | 1 |
- X | 負号 | Xに-1を掛けた値 | 1 |
( E ) | 括弧記号 | Eと同じ値 | 4 |
比較演算子として「=」,「<>」,「>」,「<」,「<=」,「>=」が使用できます。比較演算子の結果は真偽値(0または1)となります。
条件式 | 演算方法 | 意味 |
---|---|---|
M = N | 等価演算 | MとNが等しい |
M <> N | 不等号 | MとNが異なる |
M > N | より大きい | MがNより大きい |
M >= N | 以上 | MがN以下 |
M < N | より小さい | MがNより小さい |
M <= N | 以下 | MがN以下 |
AND ( C, D ) | 論理積 | 真偽値Cと真偽値Dが共に真(かつ) |
OR ( C, D ) | 論理和 | 真偽値Cか真偽値Dのどちらが真(または) |
NOT ( C ) | 否定 | 真偽値Cが、真ならば偽、偽ならば真 |
( C ) | 括弧記号 | 真偽値Cと同じ値 |
計算式には、コンテキストの項目名を指定することで、対象コンテキストの同じ行の他の項目の値を参照できます。
また、[《項目名》@《コンテキスト》]の形式で指定することで、他のコンテキストで選択している行の項目の値を参照できます。
同一行の他の項目の値参照: [《項目名》]
他コンテキストの選択行の項目の値参照: [《項目名》@《コンテキスト》]
計算式には、定数として数値と文字列を指定できます。
数値の定数の例:123 3.14
文字列の定数の例:"こんにちは" "HELLO"
組み込み関数として、次のものが利用可能です。