LEFT関数、RIGHT関数、MID関数で文字列の先頭や末尾など、一部を取り出せます。
例えば、決められた形式で書かれた製品ID(AXN0001)から、一部分(AXや0001)だけを取り出して項目の値とできます。
パネルに、項目「製品ID」「製品種別」「通し番号」「中間番号」(いずれもデータ型が文字列)があるとします。
(1) 「製品種別」項目の項目設定を開き、式に「LEFT(製品ID, 2)
」と指定します。
これは「製品ID」の値の左2文字分だけを取り出した値とするという意味です。
(2) 「通し番号」項目の項目設定を開き、式に「RIGHT(製品ID, 4)
」と指定します。
これは「製品ID」の値の右から数えて4文字分だけを取り出した値とするという意味です。
(3) 「中間番号」項目の項目設定を開き、式に「MID(製品ID, 3, 1)
」と指定します。
これは「製品ID」の左から数えて3文字目から1文字だけ取り出した値とするという意味です。
行を追加して製品ID(7文字)を入力すると「製品種別」,「通し番号」,「中間番号」に取り出された文字が自動入力されます。