1.「在庫」展開項目の計算式を定義します
時系列展開時に最初から定義されていた「内容」という展開内容の項目を利用して、在庫数を表示することにします。
表示名を”在庫”に変更して後に、在庫数の計算方法を数式エディタで定義します。
さらに「在庫」項目に対して積算計算を有効にすることで、前日の在庫数を繰り越して計算できるようになります。またに初期値を設定することで、展開元の「初期値」を初日の在庫として指定できます。
- 展開内容の項目名「内容」を右クリックします。
- 「見出しの変更」を選択します。
- 見出しを「在庫」に変更します。
- [OK]ボタンをクリックします。
- 見出しだけでなく項目名も変更するため、[変更する]をクリックします。
- 展開内容の項目名「在庫」を右クリックします。
- 「項目設定」を選択します。
- データ型欄で「数値」を選択します。
- 「積算する」をチェックします。
- [適用する]ボタンをクリックします。
- データ型が変更されることを確認して[変更する]をクリックします。
- リボンの「項目設定」タブで[計算式の編集]ボタンをクリックします。
- 「在庫の計算式 - 数式エディタ」で、項目リストから「入庫」をダブルクリックします。
- 「-」(マイナス)ボタンをクリックします。
- 項目リストから「出庫」をダブルクリックします。
- 数式が「入庫-出庫」となっていることを確認します。
- 数式エディタの[登録]ボタンをクリックします。
- リボンの「項目設定」タブで[初期値の編集]ボタンをクリックします。
- 初期値欄に「初期値」と入力します。
- [登録]ボタンをクリックします。
計算式を設定すると、入庫と出庫、またそれまでの在庫の値によって、現在の在庫数が計算されるようになります。
展開パネルにて入庫数と出庫数を入力すると、その値に応じた在庫数が計算されます。
2022年1月18日 更新