ODBCで指定したデータソースを、他のPCのコンテキサーからも同時に操作しデータを共有したい場合には、同期日時を定義して、データ同期を設定します。
データ同期では、コンテキサーがレコードの更新を判定するために、タイムスタンプとして入出力用コンテキストに同期用日時フィールドを設定します。
行の読込み時にはODBCデータソース側のテーブルの同期用日時フィールドにあるタイムスタンプをコンテキサー側で保持し、書込し時にはテーブルの同期用日時フィールドを更新します。
同期用日時フィールドを設定するためには、あらかじめODBCのテーブルに更新日時を設定するためのフィールドを定義しておきます。
同期用日時フィールドに指定できるフィールドは、修正日時を記録できる日時時刻型(DateTime型やTimeStamp型など)のフィールドです。修正日時を記録するためのフィールドが存在しない場合は、データベースのテーブル定義にて同期用日時用のフィールドを追加してください。
(1) コンテキストの「入出力詳細設定」画面において、それに対応する項目を同期用日時欄で指定します。
同期用日時欄には、入出力コンテキストの中で、データ型が「日付時刻」である項目が候補として表示されます。 表示されていない項目を同期用日時フィールドとして設定できません。
(2) [登録]ボタンをクリックします。