エンティティ要素をキーで連結する方法

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概要

エンティティ間の連結により、対象エンティティの属性として、連結先のエンティティの属性を利用可能とします。連結するデータは物理的に複製されず、同一の値を参照する関係となるため、連結先のエンティティの属性値が変更になると、その時点で対象エンティティの属性値が変更されます。

設定例

ここでは「設備」パネルと「作業指示」パネルを定義した上で「作業指示」パネルの「状態」を、「設備ID」と「設備」エンティティの「ID」属性を連結キーとして設定して「設備」エンティティの「状態」属性と連結して取得します。

設定手順

(1) コンテキスト定義画面から「作業指示」パネルを選び、[エンティティ]ボタンをクリックします。

(2) [連結キー]ボタンをクリックします。

(3) 「エンティティ連結キー」画面で、連結元の属性に「設備ID」属性を選び、連結先に「設備」エンティティの「ID」属性を選び、[登録]ボタンをクリックします。

(4) エンティティ定義画面に戻り、属性を追加して、「連結キー」列で「作業指示_連結」を選び、連結先属性に「状態」属性を選び、[登録]ボタンをクリックします。

なお、連結先でも「状態」属性の値を変更する場合には「連結編集」列にチェックします。

(5) コンテキスト定義画面に戻り、新しく項目を追加して、属性名に「状態」属性を選び、[登録]ボタンをクリックします。

(6) コンテキスト設定を登録するど、すぐに「作業指示」パネルの「状態」項目が、「設備ID」に対応する「設備」エンティティの「状態」と同じ値が表示されます。なお、「設備ID」を変えると、それに応じて「状態」の内容も反映されます。

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2024年9月4日 更新

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