2つのパネルを親子連携すると、親パネルで選択した行に応じて子パネルに表示するリストを変えられます
例えば、業務アプリの典型的なシートのデザインとして、伝票パネルとそれに対応する明細パネルを作り、伝票パネルで伝票行を選択すると、明細パネルではそれに対応する明細のリストを表示するのような2つのパネル間で親子連携したいことがあります。この伝票パネルと明細パネルでの親子連携のパターンは、限定を定義することでも実現できます。 また、明細パネルウィザードを利用して定義することも可能です。
次のように「受注伝票パネル」と「受注伝票(明細)」パネルが、両方表示と表領域でそれぞれシートに配置されている場合に、受注伝票パネルの「伝票」と受注明細パネルの「伝票」とを対応付けて、受注伝票パネルで選択した「伝票」に対応する伝票明細を表示させる例を示します。
なお「受注伝票(明細)」パネルには、受注伝票の主キー「受注伝票ID」を項目として定義します。限定は、伝票明細パネルで定義します。
(1) 「受注伝票(明細)」パネルでパネルを右クリックして、パネルメニューの「連携定義」の「限定」を選択します。
(2) 「限定」画面の「基本設定」タブで、限定方法「行選択時に限定する」にチェックを入れ、参照先に親となる「受注伝票」コンテキストを選択します。