【ステップ5】コマンドによる値の修正

1.コマンドを定義します

出荷処理の業務では、受注明細行の「状態」を「受注」から「出荷」へ頻繁に変更する作業をしてます。これを毎回キーボードで入力したり、マウスで選択するのは煩雑です。そこで、コマンドを定義して[出荷]という大きいボタンを作成することで、簡単に「出荷」に修正できるようにします。

コマンドの追加
  1. リボンの「定義」タブを開きます。
  2. [コマンド]ボタンをクリックします。
  3. 「コマンド」画面で、[新規]ボタンをクリックします。
  4. コマンド名として「出荷の登録」と入力します。
  5. 「OK」をクリックします。

2.アクションを定義します

コマンド定義画面では、作成したコマンドごとにアクションを定義していきます。ここでは「修正」というアクションを登録して、そのアクションの対象や内容を指定します。

アクションの追加
  1. 「アクション種別」列のセルを選択します。
  2. アクション一覧のドロップダウンから「修正」アクションを選択します。
  3. 「アクション設定」画面の「修正」タブで、対象コンテキストに「受注明細」を選択します。
  4. 項目名で「状態」を選択します。
  5. 修正値に「出荷」と入力します。
  6. [登録]ボタンをクリックします。

3.ボタンを配置します

ここで定義したコマンドは、ボタンをクリックすると実行されます。ボタンの位置を「受注明細」パネル上とし、ボタンの名称を「出荷」とします。

コマンドボタンの設置
  1. 「ボタン配置場所」欄で「パネル」を選択します。
  2. ボタンの表示名「出荷」を入力します。
  3. [登録]ボタンをクリックします。

コマンドを登録すると、「受注明細」パネルに、[出荷]ボタンが追加されます。

コマンドボタン[出荷]の表示
2019年12月27日 更新

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