コンテキサーでは共有フォルダまたは種類別フォルダを設定することで、業務アプリで使用するファイルがある基準フォルダを特定のフォルダやドライブに設定できます。
例えば図面ファイルなどファイルサーバで共有するファイルをコンテキサーで開く場合に共有フォルダを設定すると、表示形式が「ファイル」や「画像」となっている項目では、そのファイルサーバを基準にファイルを参照します。
共通フォルダは、業務アプリごとに設定できます。
共通フォルダは、「環境設定」の「パス」タブで設定できます。
種類別フォルダは、コンテキサー全体の設定として適用されます。この設定は互換性維持のために残されています。多くの場合、単一PCで複数の業務アプリを起動するため、特別な理由がなければ、種類別フォルダはすべて空白に設定することを推奨します。
CSVファイルや固定長テキストファイルなどの入出力コンテキストの入出力先となる基準フォルダを指定します。
入出力コンテキストの詳細設定で「共有フォルダ」が選択されている場合に基準フォルダとして使用されます。
空白にすると、入出力コンテキストの詳細設定で指定された共通フォルダを基準にします。
なお「入出力フォルダ」を指定すると、業務アプリで共通フォルダを指定している場合でも、この「入出力フォルダ」での指定が優先されます。
PDFファイルなど添付ファイルを保存しているフォルダを指定します。パネルの部品の種類が「ファイル」「プレビュー」に定義された項目で基準フォルダとして使用されます。
空白にすると、次の優先順で存在するフォルダを基準にします。
パネルの部品の種類が「画像」に定義された項目で基準フォルダとして使用されます。
空白にすると、次の優先順で存在するフォルダを基準にします。
Excelワークブックが保存されているフォルダを指定します。空白にすると、次の優先順で存在するexcelフォルダを基準にします。
ワークブックは、.xlsx,.xlsm,.xls,のいずれかの形式に対応しています。
コマンドの「Excel出力」アクションでVBAマクロに書かれた印刷などを実行するには、.xlsm形式で保存するか、Excel上でマクロ実行を許可する必要があります。
コンテキスト上の項目の値が次のような文字列の場合は、共通フォルダや種類別フォルダで指定した基準フォルダを参照しません。