ODBCのテーブルを複数の異なるPC上のコンテキサーが共有する状況で、新しいく行を追加する場合、コンテキサー側でローカルに設定した主キーの値がデータを書き出す際に、ODBCのテーブル上で重複する可能性があります。
これを避けるためにコンテキサーでは、ODBC上のキー管理テーブルを独自に設けて、テーブル単位の主キーの採番を管理します。コンテキサーは、キー採番が有効なデータベースに対しては、新しく行を挿入する前に、このテーブルのカウンタを増加させ新しい主キーを取得します。
主キーの採番を同期させるには、キー管理テーブルを定義する必要があります。
(1) リボンの「データ」タブの[データベース]ボタンをクリックします。
(2) 「データベース接続」画面において、「キー管理」をチェックします。
(3) ODBCにキー管理テーブルが存在しない場合は、[生成]ボタンをクリックすることで、キー管理テーブルをデータベース上に自動生成します。