コンテキサーでODBCを利用できるようにする方法

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概要

コンテキストのデータを関係データベース上で管理することで、基幹システムなど、社内の複数の部門をまたぐ業務アプリを運用できます。

コンテキサーでは、MySQL, SQL Server, Oracle DB, Accessに対応しており、Access以外のODBCとの接続にはODBCを利用します。

したがって、あらかじめコンテキサーが利用するDBをデータベースエンジンで作成しておき、その上でODBC接続設定をする必要があります。

準備

コンテキサーでODBCを利用するためにはODBCの設定が必要です。(Access mdb,accdbを除く)

 

(1) 「データソース (ODBC)」の管理画面を開きます。

Windows 7/8/10では、コントロールパネルから「管理者ツール」を開き、
「システムとセキュリティ」→「管理者ツール」をクリックして「データソース (ODBC)」を開きます。

管理画面は、コンテキサーからも開けます。

リボンの「データ」タブの[データベース]ボタンをクリックします。

(2) 「データベース接続」画面で[ODBC設定]ボタンをクリックします。

(3)「ユーザDSN」にて[追加(D)]ボタンをクリックします。

(4)データソースの新規作成画面でデータソースドライバーを選択します。

ドライバは、使用するデータベースエンジンに応じて別途インストールする必要があります。
インストール方法やDSNの設定方法など詳しくは、それぞれのデータベースエンジンのODBCに関する記述をご覧ください。

  • MariaDBの場合は「MariaDB ODBC 3.0 Driver」を選択します。
  • MySQLの場合は「MySQL ODBC 5.1 Driver」を選択します。
  • SQL Serverの場合は「SQL Server」を選択します。
  • OracleDBの場合は「Oracle in OraClient11g_home」などを選択します。

本マニュアルではDSN名(データソース名)を「companydb」とします。

設定手順

コンテキサー上でのデータベースを登録します。

(1) リボンの「データ」タブの[データベース]ボタンを選択します。

(2) [新規]ボタンをクリックしてODBCで登録されているDSN名を入力します。

(3) 使用するデータベースエンジンを選択します。

「ODBCの設定」でDSNに指定していない場合は、データソース、データベース、ユーザ名、パスワードをそれぞれ入力します。

(4) [接続確認]ボタンで、正しく接続されることを確認します。

データベースにアクセスできると「成功しました」と表示されます。

なお、設定が正しいにもかかわらず、ODBCドライバが見つからない旨が表示される場合には、ビット数が異なるODBCドライバがインストールされている可能性があります。Windowsのビット数に合わせて、32ビット版もしくは64ビット版をインストールして下さい。

(5) [登録]ボタンをクリックして登録します。

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2024年9月4日 更新

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