展開パネルの展開内容を別コンテキストとして利用する方法

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概要

時系列展開またはクロス展開したパネルでは、展開内容の部分を直接転記または限定することはできません。ただし展開内容は、展開内容コンテキストに保持されているため、展開内容コンテキストを操作することで、展開内容の値を利用したり、値を操作できます。

設定手順

(1) 次のような時系列展開されたパネル(展開コンテキスト)を定義されているとします。

このパネルのような展開されたコンテキストでは、展開内容部分(時系列で拡張された部分)のそれぞれの値に対して転記を実行するには展開内容コンテキスト上で定義する必要があります。

(2) 展開内容コンテキストは、展開元コンテキストから移動できます。なお、展開内容コンテキストは、パネル上での展開表示に利用するため、一部の項目は、削除できません。

また展開内容コンテキストの行は、展開パネル上で値を変更すると、自動的に更新されます。展開内容コンテキストの内容を操作したい場合は、内容コンテキストの内容を別コンテキストに複製しておきます。

(3) パネルバーを右クリックして「パネル複製(エンティティ分離)」を選択します。

なお、コンテキスト連携の定義内容によっては、パネル複製せずに、他のコンテキストでの連携先として、内容コンテキストを直接指定することもできます。

(4) 「内容を毎回更新しますか?」で[はい]をクリックします。

(5) 複製したコンテキストの名前を入力します。

(6) 内容コンテキストの内容が複製されたコンテキストが生成されます。

この複製したコンテキストの内容は、時系列パネルにてデータが更新されると、更新されます。

(7) 複製したコンテキストは、コンテキスト連携を定義します。

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2024年9月4日 更新

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