伝票パネルと明細パネルの関係において、明細パネルの行を追加した際に、その項目の値を伝票パネルの行から取得したい場合があります。
これはエンティティを用いた内部連結でも可能ですが、明細パネルの行の中で個別にこの値を修正する可能性がある場合は、入力補助のロジックによって、省略値として値を取得します。
受注登録(伝票)の日付を受注登録(明細)の日付の省略値として取得する例で説明します。
(1)リボンの「コンテキスト」タブから[入力補助]を選択します。
(2)「入力補助」定義画面の「基本設定」タブにある「省略値取得」にチェックを入れ、プルダウンから補助元のコンテキストを選択します。
(3)「入力補助」定義画面の「入力内容」タブで、プルダウンから省略値を取得する項目とコピー元の項目を設定して登録します。
(4)次のように、明細を追加すると受注登録(伝票)の日付が省略値として入力されます。